感動した話をひとつ。。
2012.01.10.11:54
素敵なお話をみつけました。。
仕事に対する姿勢を再認識させてくれる感動のお話です。
読んで見てください。
あるレジ打ちの女性
その女性は、何をしても続かないひとでした。
そんな彼女に、新しい仕事先の紹介が届きました。
スーパーでレジを打つ仕事でした。
ところが、勤めて1週間もするうち、
彼女はレジ打ちにあきてきました。
そんな時、彼女は思い出しました。
小学校時代の夢でした。
ピアニストになりたくて練習を頑張っていたころを・・
彼女は心に決めたのです。
「そうだ、私は私流にレジ打ちを極めてみよう」と。
いつしか、彼女はレジに来るお客さんの顔をすっかり覚えてしまい
名前まで一致するようになりました・・
だんだんこの仕事が楽しくなってきました。
そんなある日のことでした。
「今日はすごく忙しい」と思いながら、
彼女はいつものようにお客さんとの
会話を楽しみつつレジを打っていました。
すると、店内放送が響きました。
「本日は込み合いまして大変申し訳ございません。
どうぞ空いているレジにお回りください」
ところが、わずかな間をおいて、また放送が入ります。
そして3回目、同じ放送が聞こえてきた時に、
初めて彼女はおかしいと気づきました。
どうしたことか5つのレジが全部空いているのに、
お客さんは自分のレジにしか並んでいなかったのです。
店長があわてて駆け寄ってきます。
そしてお客さんに「どうぞ空いているあちらのレジヘお回りください」と
言ったその時です。
お客さんは店長の手を振りほどいてこう言いました。
「私たちはこの人と話をするのが楽しみで来てるんだ。
このおねえさんと話をするためにここへ来ているんだ。
だからこのレジに並ばせておくれよ」
その瞬間、彼女はワッと泣き崩れました。
彼女はポロポロと泣き崩れたまま、
レジを打つことができませんでした。
仕事というのはこれほど素晴らしいものなのだと、
初めて気づいたのです。
そうです。
すでに彼女は、昔の自分ではなくなっていたのです・・
「涙の数だけ大きくなれる!」
P32-43
木下晴弘
フォレスト出版より引用
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どんな仕事でも心を込めてやることで、ドンドン人をひきつけます。
そして、幸せもドンドン舞い降りてきます。。
幸せをつかむことは、案外簡単なのかもしれません。