インドの聖者が教える食の大切さ。。
2013.10.07.19:21
【食物と健康と霊性】 小窪正樹著
私の愛読書です♪
インドの聖者サイババの言葉を様々なデータも織り交ぜ医学的見地から わかりやすく書かれています。
この書の中から抜粋し紹介します
第3章 食物と腸内細菌と病気
食物は私が健康にどのように関わってくるのでしょうか?
人間の消化管は全長で約9メートルの長さがあります。食べ物はこの長い管を通り抜けて便となって出るわけですが、当然、質の悪い食物は長い時間腸粘膜を通して身体と接することになり、悪影響を及ぼします
また腸の粘膜は顕微鏡レベルでは絨毯のように毛羽立っており、食物との接触面積が多くなるような構造になっています
その面積はほぼテニスコートに匹敵する広さと言われます。
食べた食べ物は、消化管内で1日8~9リットルも分泌される消化液と混ざりあって酵素分解され、消化液と共にこの広い粘膜から吸収され、血液の中に入って身体中を巡り、体内の各部で利用されることになります。
つまり、食物は消化、吸収という働きの中で血液と密に繋がり、身体に直接影響を及ぼすのです。
さて、この粘膜には腸内細菌という微生物が住み着いており、消化吸収、免疫賦活、ビタミン産生などの役割を担っています。
人間の肉体は約60兆個の細胞でできていると言われますが、なんと腸内細菌は100兆個も住み着いていると言われ、我々自身の細胞数より多いのです。人間は腸内細菌とまさに共生しているのですね。
ところで、この腸内細菌には、いわゆる善玉菌と悪玉菌が存在します。善玉菌は発酵菌に相当し、肉体に有効なビタミンを産生したり、免疫力を賦活したりします。善玉菌の産生には菜食が実に有効な働きをします。
これに対して、悪玉菌は食物を腐敗し、種々の有害物質を生み出すため、癌の発生に関係します。悪玉菌は肉食によって増加します。
動物の腸は、植物にとっての根に相当します。植物は土が悪ければ根が腐り枯れてしまいます。
同様に、動物は、食べ物が不良であれば腸内細菌は悪玉菌となり、病気になってしまうのは当然の理と言えます。
食べ物や腸内細菌を良好に保つ、つまり、食生活を正すことが健康にとって最も重要なことなのです。
私たちは、味覚をコントロールすることなく欲望のおもむくままに好きな物を食べています。そのような食生活でどうして健康が得られるでしょう?
健康は、どこからか降ってくるのではありません。私たちが正しい食生活をすることで培っていくもののように思います。
第4章 肉食が悪い理由
1肉自体の問題
a、腸内腐敗
b、肉の汚染
c、動物の病気
2心の汚染
3動物の命
4地球環境破壊
5食料危機
「アメリカ合衆国で食用に飼育される動物たちは、合衆国の人口の5倍以上の人間を養うことのできる穀物を食べる。もしアメリカ人が(約2億5千万人)が肉食を10%減らせば、毎年節約される1200万トンの穀物は、地球上で現在餓死しているすべての人に食物を供給できるだろう」(地球を救う133の方法)
飢餓が原因で亡くなる人は毎日2万4000人もいるのです。(日本ユニセフ協会)
ババの言葉
人間が動物を殺すとき、その動物に苦しみや痛みを与えます。
神は全ての生物に宿っているのですから、
どうしてそのような苦しみを与えることができるのでしょう?(中略)
動物たちは、人間に食べられるために生まれて来たのではありません。
動物たちは、それぞれの生涯をこの世でまっとうするために生まれてきたのです。
サイ・ババ
医学的には、味を感知する味細胞の寿命は短く約10日間です。3週間で舌全体の味蕾(味細胞が集まった味覚器官)が新しいものに変わるそうです。
ですから、3週間、浄性の味に慣れれば、その後は浄性の食べ物の良さが実感できるようになるため、嗜好の変換が容易になると考えられます。
私たち人間は草食動物である証拠
牛乳と乳ガンについての記述
最近、ヨーロッパで乳ガンの原因は乳製品だとする発表があり注目を集めています。
イギリスの高名な女性科学者であるジェイン・プラント博士は、転移4回の進行性乳ガンに冒されながら、乳ガンの原因を探り続け、それが乳製品であることを突き止めて報告しました。博士は中学人にはほとんど乳ガンはいなく、欧米人との違いは乳製品を摂るか否かと言う事に注目して、乳ガンと牛乳との因果関係科学的に検証したのです
つまり、牛乳は飲料水とはとは違い、ホルモンなどのたくさんの生理活性物質を含む「ホルモンカクテル」とも言える飲料であること、特にインスリン様成長ホルモン(IGF-1)は乳ガンを助長する大きな因子であることを主張しました。
博士は、乳製品を徹底して避け(牛乳、チーズ、ヨーグルト、アイスクリーム、パン、ケーキ、お菓子類など)、有機栽培の自然食にすることで(1993年)乳ガンを克服し、自らその正当性を実証しました。
この研究が認められ、博士は2005年に英国王立医学協会の終身会員となりました。
牛乳に含まれる硫酸エストロン(女性ホルモン)は、非妊娠牛で約30pg/mlですが妊娠牛では1000pg/mlにも達するということです。日本の場合、75%は妊娠牛から搾乳したものであるということでした。
いまや乳ガンは
成人女性の20人に1人という高確率です
あとがきより
人間は5つの鞘(さや)で構成され、外側から食物鞘、生気鞘、心理鞘、英知鞘、歓喜鞘があり、その内側に神がお住まいになられていると言われます。このうち食物鞘は食物から、生気鞘は水から形成され、他の3つの鞘は食物鞘と生気鞘が基盤である。つまり、食事と水を浄性にすることは5の鞘を清らかにすることであり、その結果、内側にある本来の神性が輝くのです。
インドの二大叙事詩のひとつ、マハーバーラタには、シャンティ パルヴァン(平和に関する行動規範)という章に「カリユガ期において、人々が平安を得るには最も大切なことは、浄性の食事と神への信仰である」と記されています。
私の愛読書です♪
インドの聖者サイババの言葉を様々なデータも織り交ぜ医学的見地から わかりやすく書かれています。

この書の中から抜粋し紹介します












第3章 食物と腸内細菌と病気
食物は私が健康にどのように関わってくるのでしょうか?
人間の消化管は全長で約9メートルの長さがあります。食べ物はこの長い管を通り抜けて便となって出るわけですが、当然、質の悪い食物は長い時間腸粘膜を通して身体と接することになり、悪影響を及ぼします
また腸の粘膜は顕微鏡レベルでは絨毯のように毛羽立っており、食物との接触面積が多くなるような構造になっています
その面積はほぼテニスコートに匹敵する広さと言われます。
食べた食べ物は、消化管内で1日8~9リットルも分泌される消化液と混ざりあって酵素分解され、消化液と共にこの広い粘膜から吸収され、血液の中に入って身体中を巡り、体内の各部で利用されることになります。
つまり、食物は消化、吸収という働きの中で血液と密に繋がり、身体に直接影響を及ぼすのです。
さて、この粘膜には腸内細菌という微生物が住み着いており、消化吸収、免疫賦活、ビタミン産生などの役割を担っています。
人間の肉体は約60兆個の細胞でできていると言われますが、なんと腸内細菌は100兆個も住み着いていると言われ、我々自身の細胞数より多いのです。人間は腸内細菌とまさに共生しているのですね。
ところで、この腸内細菌には、いわゆる善玉菌と悪玉菌が存在します。善玉菌は発酵菌に相当し、肉体に有効なビタミンを産生したり、免疫力を賦活したりします。善玉菌の産生には菜食が実に有効な働きをします。
これに対して、悪玉菌は食物を腐敗し、種々の有害物質を生み出すため、癌の発生に関係します。悪玉菌は肉食によって増加します。
動物の腸は、植物にとっての根に相当します。植物は土が悪ければ根が腐り枯れてしまいます。
同様に、動物は、食べ物が不良であれば腸内細菌は悪玉菌となり、病気になってしまうのは当然の理と言えます。
食べ物や腸内細菌を良好に保つ、つまり、食生活を正すことが健康にとって最も重要なことなのです。
私たちは、味覚をコントロールすることなく欲望のおもむくままに好きな物を食べています。そのような食生活でどうして健康が得られるでしょう?
健康は、どこからか降ってくるのではありません。私たちが正しい食生活をすることで培っていくもののように思います。
第4章 肉食が悪い理由
1肉自体の問題
a、腸内腐敗
b、肉の汚染
c、動物の病気
2心の汚染
3動物の命
4地球環境破壊
5食料危機
「アメリカ合衆国で食用に飼育される動物たちは、合衆国の人口の5倍以上の人間を養うことのできる穀物を食べる。もしアメリカ人が(約2億5千万人)が肉食を10%減らせば、毎年節約される1200万トンの穀物は、地球上で現在餓死しているすべての人に食物を供給できるだろう」(地球を救う133の方法)
飢餓が原因で亡くなる人は毎日2万4000人もいるのです。(日本ユニセフ協会)


人間が動物を殺すとき、その動物に苦しみや痛みを与えます。
神は全ての生物に宿っているのですから、
どうしてそのような苦しみを与えることができるのでしょう?(中略)
動物たちは、人間に食べられるために生まれて来たのではありません。
動物たちは、それぞれの生涯をこの世でまっとうするために生まれてきたのです。
サイ・ババ
医学的には、味を感知する味細胞の寿命は短く約10日間です。3週間で舌全体の味蕾(味細胞が集まった味覚器官)が新しいものに変わるそうです。
ですから、3週間、浄性の味に慣れれば、その後は浄性の食べ物の良さが実感できるようになるため、嗜好の変換が容易になると考えられます。
私たち人間は草食動物である証拠

牛乳と乳ガンについての記述
最近、ヨーロッパで乳ガンの原因は乳製品だとする発表があり注目を集めています。
イギリスの高名な女性科学者であるジェイン・プラント博士は、転移4回の進行性乳ガンに冒されながら、乳ガンの原因を探り続け、それが乳製品であることを突き止めて報告しました。博士は中学人にはほとんど乳ガンはいなく、欧米人との違いは乳製品を摂るか否かと言う事に注目して、乳ガンと牛乳との因果関係科学的に検証したのです
つまり、牛乳は飲料水とはとは違い、ホルモンなどのたくさんの生理活性物質を含む「ホルモンカクテル」とも言える飲料であること、特にインスリン様成長ホルモン(IGF-1)は乳ガンを助長する大きな因子であることを主張しました。
博士は、乳製品を徹底して避け(牛乳、チーズ、ヨーグルト、アイスクリーム、パン、ケーキ、お菓子類など)、有機栽培の自然食にすることで(1993年)乳ガンを克服し、自らその正当性を実証しました。
この研究が認められ、博士は2005年に英国王立医学協会の終身会員となりました。
牛乳に含まれる硫酸エストロン(女性ホルモン)は、非妊娠牛で約30pg/mlですが妊娠牛では1000pg/mlにも達するということです。日本の場合、75%は妊娠牛から搾乳したものであるということでした。
いまや乳ガンは
成人女性の20人に1人という高確率です
あとがきより
人間は5つの鞘(さや)で構成され、外側から食物鞘、生気鞘、心理鞘、英知鞘、歓喜鞘があり、その内側に神がお住まいになられていると言われます。このうち食物鞘は食物から、生気鞘は水から形成され、他の3つの鞘は食物鞘と生気鞘が基盤である。つまり、食事と水を浄性にすることは5の鞘を清らかにすることであり、その結果、内側にある本来の神性が輝くのです。
インドの二大叙事詩のひとつ、マハーバーラタには、シャンティ パルヴァン(平和に関する行動規範)という章に「カリユガ期において、人々が平安を得るには最も大切なことは、浄性の食事と神への信仰である」と記されています。
スポンサーサイト